まずは自分年表の作成から始めよう

アピールポイントが無い場合でも、自分のことを最低限説明できるようになっていなくてはなりません。これまでいつ、どのような環境で仕事をしてきたかを棚卸してみましょう。その際に、自分の役割と果たした成果(会社や顧客に対して貢献したこと)も同時に表すのです。これが自分の強みを見つけ出すための第1歩です。

アピールするのは実績なのか?それとも能力なのか?

例えばエンジニア(技術職)のキャリアがある人を例にとります。ITスキル、建設スキル、コンサルテーションといっても、なかなか他の人との差別化ポイントの発見は難しいものです。資格を保有していたり、講演や書籍による知名度でアピールすることができればよいのですが、一般的には困難でしょう。実は、この場合、仕事のプロセスをアピールするのです。

たとえば、「トップダウンで仕事を任されたが、自分のスキルだけでは遂行できないと判断したことから他の部署の人を巻き込みながら、エンジニアとしてメンバーをけん引してスケジュール通り完遂することができた」というようなことです。自分にはコミュニケーション力があり、実際にそれを仕事の中で活用できているということが伝わります。つまり、億単位の実績でも、他を凌駕する能力のどちらでもないのです。

それでもアピールすることが無い人のテクニック

何も見つからない人にとって、共通的に通用するアピールポイントはずばり「学習意欲」です。現場のマネージャーは、即戦力になってほしいと思っています。けれども、前職の経験がストレートに通用するとも思っていません。ですから、新しい職場に上手く順応して、風土や文化を確実に吸収しながら、仕事をできる限りスピーディーに習得してほしいのです。その際、自主的に学ぶことが得意でなければ成り立ちません。誰かに言われてから動く性質だったり、マニュアルに沿った行動しかできないようであればNGです。自分で考え、咀嚼して、それを確認したり、相談したり、連絡したりしながら周りとコミュニケーションを取れる人が現場では求められます。失敗を糧にできる人材をであることをアピールできれば、人材が不足している企業では採用の可能性が高まるのです。

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