1.当社で希望している職務は何ですか?

この質問では、第一に企業研究の深さを確認しています。官公庁向けの製造系企業に応募しているにもかかわらず、コンシューマー向けの営業職を希望していては、どれだけ優秀な能力を有していても活かすことはできません。その企業の強みは何か、ターゲット顧客や得意とする販売手法まで調査、研究しておくことが望ましいのです。

また、技術職であれば携わりたい分野のテクノロジー領域が存在するはずですので、それを具体的に説明できるようにしましょう。これまでのキャリアとの関連性を説明し、特に方向転換するようなケースであればそのきっかけとなったエピソードを語れるようにすると良いでしょう。

2.マネジメント職と専門職(エキスパート職)のどちらを志向しますか?

年齢として35歳を超える場合の転職では頻出の質問です。もちろん、どちらが正解ということはなく、会社としてきちんと志向を把握しておきたいという趣旨ですので、正直に答えてもらって構いません。ただし、注意が必要なのは、転職の動機(あるいは退職理由)ときちんと関連性を持たせておくことです。「2~3人のチームを管理していた経験があり、ステップアップして10人規模のメンバーをマネジメントしたい」という志望動機にも関わらず、「将来的には自身の得意分野である電気自動車のエンジン部品のエキスパート職に就きたい」というキャリア志向では、一貫性が無く長期的な活躍は望めないと評価されてしまいます。面接の場であわてないためにも、事前に回答案を思い浮かべておきましょう

3.希望する職種に就けない場合はどうしますか?

この質問は少し意地の悪いものです。入社する前から希望を受け入れられない可能性に触れるというのは、募集要項と異なっているわけですから、多少なりとも動揺を伴う質問です。この場合、現場のマネージャーが人材が不足している部署に配属した結果、募集要項や本人の意思に反するアサインが成立してしまうケースを想定して、人事部門が確認のために質問をしているのです。

返答に困るのは当然ですが、ここは大人の対応をしましょう。現場の事情に一定思いを寄せながらも、自分の希望とするアサインが叶えられるように努力する志があることをアピールすることで、流動性の高い人物であることを理解してもらえるでしょう。

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