1.相手は役員クラスであることがほとんど

企業側にとって最終面接というのは、志願者を迎え入れるかを最終ジャッジする場です。つまり人材採用の決裁権を持っている人が担当するものです。実際は各企業によって若干異なりますが、多くの場合は人事部門の担当役員クラス、あるいは配属される現場に部門の担当役員クラスが応対することがほとんどです。中には社長が面接するケースもあるくらいですし、どんなに大きな一流企業であっても最低部長級が応対します。

面接に臨む上でも、相手が経営層であることを意識すべきです。これまでの面接よりも比較的重たい雰囲気が漂うことでしょうし、受け答えについても簡潔でメッセージ性を強い内容にする必要があります。

2.一貫性が何より大切

最終面接まで来ると、企業側でも志願者に関して一定の情報を持っているものです。転職理由、志望動機、強みと弱み、などなど基本事項は認知されています。

どうか最終面接を受けるまでに、今一度これまでの応対履歴を振り返るようにして下さい。履歴書や職務経歴書で記載していたこと、これまでの面接で回答したことを箇条書きにして下さい。最終面接は、これまでの回答に誤りがないかの確認するという目的が半分を占めています。もう半分は、多角的な視点で人物評価を行うこと、つまり現場の担当者が見ても、経営クラスが見ても評価に値する人物であることを確かめる目的なのですが、まずは前記の回答内容が首尾一貫としていなければ話になりません。その意味でも、提出した書類のコピーや面接での応対メモを前もって作成しておくと良いかもしれません。

3.最終面接で聞かれる定番の質問

企業として、最終面接の結果がOKということは人を雇用することを最終決断するということに他なりませんが、その経営判断を下した後に逃げられてしまうのは当然避けたいものなのです。ですから、最終面接では「他に受けている企業はありますか?」「内定が出たら入社されますか?」という質問を受けることになります。どうかこの質問に対しては「御社を第一志望としております。内定を頂けたら入社させていただきます」と回答して下さい。

なぜなら、この回答をしなければ全てが振り出しに戻ってしまうのです。採用側も、転職エージェントも困ってしまいます。もちろん、悩みはあるでしょうし、迷いもあるでしょう。しかし、最終面接に臨むに当たっては意思を鮮明にしましょう。万が一気持ちが変わった場合は、丁寧にお詫びして内定を辞退すれば良い話です。

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