転職理由は最大のポイント

若さという転職市場の中で最も威力を発揮するのが第二新卒世代です。第二新卒は主に22歳から27歳までの年代を指して用いる表現で、新卒で就職した直後に一種のやり直しに近い立場で転職活動を行っている状態です。ちなみに、やり直しをできるのは第二新卒くらいで、30歳に到達してしまうとかなり難しくなってしまいます。

さて、このやり直しという形態ですが、1つ重要な問題があります。応募先の企業に対して、何故会社選択をやり直すのかを説明しなければならないという点です。そして、その多くは、新卒で入社したという事実を否定することに他なりません。第二新卒が転職理由を語る際には、自分を否定するか、もしくは会社を否定するかの二通りに分かれます。ちなみに、ステップアップのための転職というのはほとんどこの年代にはあり得ません。同じ会社内に充足できる環境があるであろうからです。

1.会社を否定する場合

もっとも多い理由は、配属先の部署が自分の希望と異なった場合です。上司にも相談し、人事にも訴えかけたけれども成果が出ず、異動ができない状況であることを説明するのが定石です。とはいえ、この理由の場合は営業希望だったのに経理部門に配属されたとか、エンジニアとしてのキャリアを描いていたのに営業だったという、ある意味わかりやすくて、誰でも納得できる説明となっていなければなりません。

もっとも、世間というのは狭いもので、前職で勤めていた会社が転職先の取引先であったという話はよくあります。自分が関与することはないかもしれませんが、致命的なまでに否定するということは慎むようにしましょう。

2.自分を否定する場合

もっとも実際の転職背景として当てはまりやすいものですが、いわば相手に売り込む商品そのものである自分の全てを否定してしまっては仕方ありません。恐らく、新卒時の考えが甘かった、やりたいことが他にあった、という自分都合に起因する転職理由なのが実際なのかもしれませんが、そこを上手く丸めて伝えていく必要があります。

いくつか例を紹介します。例えば、家族に関する理由というのは実際によくある話です。父や母の介護、兄弟の病気の世話など、自分が仕事を継続できない事由が時限的に発生したといものです。くれぐれも、20代そこそこで前職で得られるものは無いという一種の開き直りに近い説明趣旨は避けたほうが良いです。

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