1.企業研究が不足していることを露呈してしまう質問

まず、「御社における仕事内容はどのようなものでしょうか?」という質問に代表されるように、事前の企業研究の充足性が疑われてしまう聞き方は避けなければなりません。ホームページに書いていることを読めばわかる程度の質問をしてしまった瞬間に、「この人は当社に本当に入社したいのだろうか?」という懸念が生じてしまうのです。また、質問はアピールの場でもあります。「航空部品製造事業における直近の新製品の売り上げ状況はいかがでしょうか?」といったような、踏み込んだ質問をすることで企業研究の熱心度を伝えることもできるのです。

2.入社への意欲が疑われる質問

「有給はきちんと取得できるのでしょうか?」「入社後の研修はきちんと受けさせてもらえるのでしょうか?」というように、本来的な仕事に関連しない質問は絶対にNGです。研修については、一見成長意欲を伺わせるもので意欲をアピールできると思われるかもしれませんが、逆に成長を会社に依存する姿勢があるととらえられる可能性もあるためしないほうが無難です。現場部門の視点に立つと、献身的に働いてくれる人材がほしいものです。その現場感覚とかけ離れた質問はしてはならないのです。

3.面接官の立場や役職にふさわしくない質問

質問をする際に一番大きく違いを意識しなければならないのは人事部門と現場部門です。たとえば、会社の人事制度や条件に関する質問を現場部門に対してしても返答に困ってしまうことでしょう。また、仕事におけるプロセスや進め方に関する具体的な質問を人事部門に対してしても同様に返答に困ってしまうのです。

質問は面接の立場を考慮してしなければならないのです。また、役職についても留意が必要です。経営に近い人に対しては、会社としての戦略の方向性や事業全体の方針のように大きくハイレベルな視点で質問しなければなりません。転勤の頻度などといった質問の粒度が細かすぎるとしらけられてしまうことでしょう。

4.会社の風土に回答が合致していない

応募している企業が金融機関で、職種がシステム部門だと仮定します。この時に、希望する仕事を聞かれて「IoTなど、センサー技術に関連する先進的なシステム開発です」と回答してしまうのはNGなのです。非常に大規模なシステムの運用や保守、法令対応に関わる開発が中心である金融機関において、非常にチャレンジを伴う開発業務に携わりたいというのはマイナスに働くことがあります。つまり、企業の風土、雰囲気、方向性に合致していない回答なのです。このアンマッチは、企業の特性をきちんと研究して最初に見極めなければなりません。

5.面接での態度が受け身すぎる

面接の場では自分の強みをアピールすることが重要ですが、しばしばこのアピールするという姿勢を見せられない応募者がいます。入社したいという熱意はあるものの、それが表情や態度に表れないのです。別の言い方をすると自分から発信するのではなく面接官によって自分の強みを見つけてもらうものだと勘違いしているのです。

もちろん、強みを引き出してくれる面接官もいますが、必ずしも面接に慣れている人が面接官をするわけではありませんので、終わってみるとお互いの会話に強みや特徴が含まれなかったというケースがあります。また、質問されたことに無難に答えるだけでもいけません。正解、優等生的な回答をするのではアピールになりません。そのように受け身になるのではなく、自分がいかに会社に貢献できる人物であるかを発信しなければなりません。面接で丁寧に応対することは重要ですが遜りすぎて媚びる感じでもいけません。「自分には価値があるのだからそれを理解してください。その価値がどの程度かはこの面接で説明します」という姿勢で臨むのです。

6.応募先の企業にとってプラスのイメージが湧かない

面接では自分を採用してもらうことが会社にとってメリットであるという結論が導き出されれば合格です。どれだけ新規事業の立ち上げ経験があっても、その経験があるだけでは宝の持ち腐れであり、その経験がどのように応募先の企業に役立つかを語れてはじめて面接が成立するのです。前職に対するすべて質問回答が事実だけに留まってしまうというのは、はじめて転職活動をする人は誰しも陥ってしまう点です。事実をアピールポイントを転換する習慣を付けましょう。

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