転職によって管理職にはなれないのか

例えば、一度も転職していない30歳の社員と、27歳の時に転職をしてきて、その業務を行うのが3年目の30歳の社員、比較すると前者の方が管理職になれる確率が高そうな気がしますね。

しかし統計上では必ずしも、そういったデータは出ていません。
厚生労働省は職業キャリア形成に関する調査を行い、「経験職種数と管理職になれる割合」を分析した結果を発表しています。

そのデータによると、

・経験職種が1つ:31.2%
・経験職種が2つ:35.3%
・経験職種が3つ:19.9%
・経験職種が4つ:8.5%
・経験職種が5つ:4.7%

上記のようになっています。
転職回数が増えれば増えるほど管理職になれる割合は減っていくといえるでしょう。
しかし管理職になれる確率は、実は経験職種が2つの人が最も多いんです!

つまり、一度は転職して職種を変えた方が様々な視点から物事を捉えられる人間と判断され、むしろ管理職になれる確率がアップしているというデータが明らかになっています。

転職はむしろ一度は経験しておくべき?

管理職になれる確率を考えるなら、1回までは転職経験も全然アリです。
2つの職種を経験した人は営業や販売面での視点、マーケティングや調査・分析の視点、企画や事業開発など様々な視点で捉えることができるため、むしろ上司からもその経験が買われて、役職に就くケースが多くなっています。

転職するときは全く同じ職種よりも、ちょっと違った分野に挑戦した方が将来的なことを考えるとプラスになるでしょう。

そして理想は1つの職種に3年から5年ほど経てから転職すること。
業務の実態を把握してから転職しないと、その経験が次の職場で上手く活かしきれない可能性が出てきます。

将来的なキャリア形成を考えた時に違った分野の知識も増やしたいという転職理由ならば、前向きに受け取ってもらうことができ、転職活動もスムーズに行うことができるでしょう。

以上、転職によって管理職になれる可能性は変わってくるのか、検証しました。
転職回数は増えれば増えるほど管理職の道が遠のきます。
しかし1回まではむしろプラスに作用するので、まだ転職をしていない方は積極的に新しい世界へ飛び込んでみましょう!

自分に合った転職エージェントを探す

このサイトから登録されている転職エージェントランキング

登録すべき転職エージェント一覧はこちら >

関連するまとめ

仕事をしながらの転職活動には強靭な精神力が必要である

現在の仕事をしながら、次の転職先を探して活動するというのは、身体的にも精神的にも本当に大変です。特に、現在の会社でトラブルが発生すると転職活動どころではないでしょう。まさに強靭な精神力が必要な1例を紹介しましょう。

現転職エージェントの為になる話 / 23187 view

【実例アリ】転職後に雇用条件が思っていたのと違った!というのはどんなケースがある?

転職する時に確認すべき事はたくさんあります。仕事内容や給料はもちろんですが、雇用条件の確認は意外と忘れがちです。 こちらが「どの職場でもそれくらい大丈夫だろう」と思うような雇用条件が、全く満たされていなかったりします。それはどのようなケースなのか、具体例でお話します。

テンキンマン / 3040 view

ハイクラスの転職について

転職の花形的なポジションとして位置づけられているのがヘッドハンティングに代表されるハイクラス求人です。主に部長級や役員を募集しているケースが多いのですが、中には上級のテクニカルエンジニアやM&Aの仕掛け人なども募集しています。多くの人にとっては夢のまた夢かもしれませんが、少しだけ裏側を覗いてみましょう。

現転職エージェントの為になる話 / 9004 view

関連するキーワード

Haruno

2011年より某転職エージェントに勤務しております。
その中で感じる事を少しでも伝える事が出来れば。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング一覧

転職エージェント・転職サイト特集

転職エージェントって何?という方はこちら!転職エージェント・転職サイト特集

プレミアムユーザーまとめ

会員登録すると読めるよ